黄色い印

現在アパートに住むお客様がご実家の駐車場になっている部分に自分たちの家を建築することになり、先日ご実家敷地の測量を実施いたしました。

梅雨時の測量でしたが、雨に降られることもなく作業は滞りなく終了したのですが、その後、そのご実家のおじい様から、「道路にあるこの黄色い印は何?」と質問がありました。

あまりに小さくて見にくいので拡大してみます!

これです!

確かに、普段見慣れない方からすると「何のための印?」と思いますよね。

この黄色い印は、「測量の基準点」となります。

写真のように地面に打ち込んだ黄色い印は、測量機械で位置を測るための「基準点」で、この場所を目印にして測量機械を設置したり、別のポイントを観測したりします。

建物を建てる前には、敷地の形、境界の位置、高さや勾配などを正確に把握する必要があり、この基準点はとても重要な役割を担っています。

この基準点、「測量が終わったのに抜かないの?」と、よく言われますが、実は建築計画では何度も現地を確認することがあります。例えば、建物の配置確認、高さの確認、追加で測量が必要になった場合などです。

そんなとき、最初と同じ場所に測量機械を設置することで、同じ条件で測量することができ、測定結果のズレを最小限に抑えより正確なデータを得ることができます。

家づくりというと、基礎工事や上棟など目に見える工事に注目が集まりますが、その前には、敷地調査、測量、境界確認、地盤調査といった多くの準備があります。こうした見えない部分を丁寧に行うことが、安全で安心な住まいづくりにつながっています。

これからも、普段なかなか見ることのできない家づくりの裏側も、このブログでご紹介していきたいと思います。

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