縁の下の力持ち(戸車)

白山市内で中古住宅を購入したお客様よりリフォーム工事のご依頼をいただき工事を進めております。工事の概要としては、屋根の再塗装、ユニットバスの交換、各お部屋の壁のクロスやり替え、内窓設置など多岐にわたっているのですが、その中で先日工事をさせていただいたのが、建物内部の引き戸の戸車交換工事です。戸車とは引き戸をスムーズに開け閉めするために必要な部材ですが、お住まいされている方にはほとんど目につくことがなく、滑りが悪くなってから始めて不具合に気付くことになります。

引き戸は戸車があるからこそ何の違和感もなく開け閉めできておりますが、この引き戸は実は思いのほか重量があり、長い年月の間に車が摩耗したり、車を支える軸が曲がったりしてスムーズな動きができなくなってしまいます。今回室内にある引き戸6枚の戸先、戸尻の戸車計12個を交換させていただき、スムーズに開け閉めできることを確認させていただきました。

画像は取り外した後の戸車です。車にたくさんのホコリがつまっていたり、画像ではわかりませんが車の形がいびつだったり軸が歪んでいたりしていました。皆さんのお宅でも最近引き戸の具合が悪いなと感じられたかたは、一度戸車の様子をみてみるといいと思います。

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