災害に強いまちづくり
こんにちは。
今週末は、突然の線状降水帯の発生により、能登地方に
甚大な豪雨被害がもたらされました。
元日の能登半島地震から復旧・復興途上の地域を
再び大規模な自然災害が襲い、被害にあわれた方々に、
心からお見舞いを申し上げます。
また、一日も早い、復旧・復興となるよう、
強く願います。
地震や、豪雨被害に直面するたびに、
自然災害につよいまちづくりとはどのようなものか、
深く考えなければならないと痛感します。
ハード面として、地域計画(公共工事・民間工事)や災害対策用品の備えはもちろん、
ソフト面としては、地域住民のみなさまが、ハザードマップを確認し、
生活しているエリアにおける自然災害による被害度想定を認識する必要があります。
そのほか、一人ひとりが、自然災害に直面した際に、どのような行動を
とるべきかということに関する、理解を深める必要があります。
私は以前、防災士の資格を取得し、住まいに関係する事業者として、
地域の防災活動に少しでも貢献することができたらと思っていましたが、
想定外の災害を目の当たりにし、毎回の災害に関して、その原因の分析や
今後同じような災害が発生した際に、どのような行動をとるべきか(周りに呼びかけるべきか)、
ということを深く考えさせられるようになりました。
地球温暖化の影響もあり、気候変動が今後も進むと言われています。
おそらく、雨雲が停滞する位置(緯度)や、期間について、
今年のような状況が来年以降もつづくと予想されます。
一人ひとりが、改めて自然災害に対して、真摯に向き合い、
自らの身を守ること、周囲の方々との助け合うことが、
これまで以上に求められる時代になります。
私自身、地域の防災活動にこれまで以上に、
関心をもち、積極的に取り組む必要があると考えています。