現場の知恵

みなさんこんばんは!

今日は建築現場の細かい工夫についてお伝えします。

建築現場では、日々いろいろな材料が納品され、延べ人数百人を超えるくらいの職人さんが
かかわりお施主様のご要望にそった家づくりが進められます。

実際に工事をする職人さんたちは、それぞれが「各分野のプロ」であり、
いかに仕事の安全性と品質と生産性を高められるかを日々考え工事を進めています。

私が最近感じた職人さんの工夫は、「高さの微調整」に使用するパッキンに、
段ボールの梱包につかわれているPPバンドを利用することです。

職人さんにお話を伺ったところ、PPバンドは、製品の梱包を縛るためによく使われていますが、
厚みが0.5mmなので、2枚重ねると1mm、3枚重ねると1.5mmと
わずかな隙間を調整するのに、適しているようです。
ホームセンターには、樹脂のパッキンが売られていたりしますが、
PPバンドほどこまかな隙間調整には適していないように思うので、
やはり職人さんの現場の活きた知恵は、とても興味深く勉強になるなと思いました。

みなさんがお住まいされているお家も、多くの職人さんや施工会社さんの
知恵がつまった施工の結晶だと思います。
そのように考えると、出来上がったお家をみるだけではなく、
お家ができる過程で、どのような施工が行われているかに思いを巡らせることも
家づくりのたのしさの一つかもしれません。

住宅会社さんや工務店さんによっては、現場見学会を実施していたり、
現場を案内してくれることもございます。
(弊社は、お施主様の現場のご案内や、一般の方向けの現場見学会・構造見学会を
定期的に開催させていただいています。)
一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

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