【用語解説】家の地震対策~耐震・制震・免震~

みなさんこんにちは!今日はお天気も良く過ごしやすい一日でした。
金沢市内を車で走っていると、観光客と思われる方々が大勢いたように感じます。

さて最近石川県では能登地方を中心に大きな地震が頻繁に発生するようになっています。
本日も珠洲の方で震度4を観測する地震があったとのニュースがありました。みなさんのご家族やお知り合いはご無事でしょうか?

このような時に、お家のご計画をされている方が感じるのは、地震対策をしっかりしなくてはならないということだと思います。

地震対策と一言でいうものの、建築では「構造」という分野が関係します。
そして地震対策として大きく3つの構造があります。

  • 耐震構造
  • 制震構造
  • 免震構造

これらはニュースやCMでよく耳にする単語かと思いますが、これらの違いがどこにあるかわかりますか?

本ブログでは3つの構造の違いについて、難しい用語や数式をつかうことなくイメージしやすいようにご説明したいと思います。

  • 耐震構造について
    柱や土台、梁、壁などの建物の構造そのものの強度を高め、建物全体で倒壊を防ぐ構造です。阪神淡路大震災の時に、注目されたため特に聴きなじみがある言葉かもしれません。他の構造に比べてコストを抑えられることから、小規模な住宅から高層の建物まで、最も広く採用されている構造形式です。
  • 制震構造について
    柱や梁、壁などに制振装置(ダンパーと呼ばれるもの)を設置し、地震が起きたときに構造に伝わるエネルギーを吸収します。
  • 免震構造について
    建物と地盤の間に免震装置(積層ゴムと呼ばれるものなど)を設置することで地震の揺れを吸収、揺れを小さくする構造です。建物がゆっくりと揺れるので家具などの転倒も起きにくい特徴があります。

これらからわかる構造の本質的な違いはなにかおわかりでしょうか?それは、建築物が「地震の力をどのように受けるか」です。

簡単に整理すると、

  • 耐震構造→地震の力をそのまま受けて耐える
  • 制震構造と免震構造→地震の力を弱めることで建物を守る。
    ※制震構造は建物に「伝わった後」に地震の力を弱め、免震構造は建物に「伝わる前」に地震の力を弱める構造です。

以上となります。

揺れの少なさという点では免震構造が勝りますが、コストという点では耐震構造が勝ります。
それぞれの構造の長所と短所を知り、お家づくりのご計画にうまく取り入れていただけたらと思います。

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